私の記憶のなかでは丸子町、であったところ
鹿教湯温泉、と書いて かけゆおんせん
湯治に行った
といっても湯治は正確に言えば1週間以上その場に宿泊し
病やケガや疲れなどを癒すために泊まる温泉という意味からすれば
わずか数日の滞在は
湯治というより、たんなる旅ではあるのだけれど
母に鹿教湯温泉に行ってくる、と話したら
昔は祖父母達は1か月ほど
冬になると鹿教湯温泉に湯治に行っていたところだと
ひなびた古い町だと、何もないところだと
そう聞いて訪れてみたのだが
おまんじゅうやさんとか、おそばやさんとか、お酒やさんとか、雑貨屋さんとか
山間の小さな温泉郷に、リハビリで歩く人の姿や
やさしい価格帯の宿もあり
若者たちの姿もちらほら見かけた鹿教湯温泉、バンビの湯
写真はお蕎麦屋さん
二つのお面が真っ赤な実の陰からお正月を祝うように笑っていた
1月はこの写真