雨降りの土曜日
台風の進路が気になりながら音楽を聴きながら仕事する午後
ここ数か月、幾度となく口にした言葉があります
仲良くしましょうよ、仲良く行きましょうよ といろいろな所で、そんな言葉を言っていたかな、という感じです
もしかしたら、喧噪のなかに自分も置かれていたのかもしれないけれど、あらアタシも対象だったの?と後から気づいたこともあったけれど、幸いな事に自分に関してはけっこう鈍感な性格であるのが救いなのかもしれないけれど
なんとなく、そういう言葉を何度か話していたような気がします
私の師である方からいただいて、ここ5年ほどは何かの時にはいつも思い出す癖をつけている言葉 ブログで何度も書いている言葉、我思う、故に我あり
人にどう思われているか、とか、仕事上でどうなっているのだろうか、なにかの勉強会であの人たちは何を思っているのだろうか、などなど目にする耳にする機会が多くあり、どうしちゃったのでしょう、と
ただ、そんな事を考えだせば、何が確実な事なのかも何がなんだかわからなくなっていくばかり
でも、自分が見たもの聞いたことは意識として残ってしまい、それが、疑う気持ちをもてば疑えるし、信じる気持ちを持てば信じられる、無関心ならば無関心でいられる、
結局、自分は自分でしかないのだから、
人がたくさんいれば、いろいろな事に対していろいろな考え方もあるし、自分が経験したこともないような反応が起きたりもすることは当然で
当然
で、だから人それぞれ、ではなく
人それぞれだからこそ、コンセンサス が重要だと、思っています
人は人、自分は自分
考え方も生き方も自分が欲するものもそれぞれ違うのだから、時には強い想いも大切だけれど、それを押すだけでなく、批判したりねたんだり無関心よりも、共通な落としどころを見つけて進むほうが物事は進むでしょうし
妥協点をみつけ、みんななかよくいきましょうよ、と、なんとなく考えております
ただ
私自身が、そんな事を考えられるようになったのは、ここ数年なので偉そうな事は書けないのですが
ただ、数年前かなり仕事や人生で悩んでいた時、哲学書を端からキンドルダウンロードして読み、立ち読みし、人生を支えてくれる方たちの言葉を聞き漏らさぬようアンテナをはりつめていたような気がします
そして今どうなったのか、は、なりたい自分があった訳ではないのでわかりませんが、心に余裕は持てるようになったような気がします 自分ではね(笑)きつくなったとも言う人もいるが(笑)
ヒントとなるものには、やっぱり書物があると思っています
学生さんたちにおすすめは「ソクラテスに聞いてみた」とか、面白かったです
個人的に、また、母もファンである人が書いている本 稲盛さんの「生き方」
あと、せっかくなのでデカルトさんも一冊、「デカルトの憂鬱」という本 これも読みやすいです
そろそろ読書の秋、文化の秋、静かな週末になりますように心から願います