fuwari_fuwari ふわふわり

suwanagano~信州八ヶ岳裾野から諏訪湖周辺こんにちは

こもれびのような

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本当の意味の「こもれび」とは、茂った木々から漏れる光のことをさすけれど

実家にて、障子に差す隣の家の屋根と建物の間から差す朝陽をみて
木漏れ日という言葉が思い浮かんだ

障子は自分の今住んでいる家にはない、全部カーテンの様式

実家は障子にカーテンをつけているけれど、一か所だけカーテンをつけていない障子がある

こんなに光がきれいに映るものだったのかと、なんとなく新鮮な感じがした

母が3月に右手首骨折し、4月から自分の仕事のひとつの関係で母が転げ落ちてからギブスとれるまでまた私の家から近い方が会うのにもよいかと病院併設の施設でお世話になってもらうことにした

3週間程すれば実家に戻れるわね、と母娘で話していたが、あいにく4月中旬からは面会禁止の事態となり、ただ、ギブスとれたら帰りましょと話していたのだが

5月、母は病院に入院した

腰の痛みはもともと持っている人だったが、10日程前から痛みがひどくなり、先週救急で診てもらった時は検査で動くのも痛がる程となっていた

そして5月、再びの救急で母に会った時は、寝起きもできぬほどの激痛状態

さすがに私も弟も驚いた

病院で入院させてくださり、血液検査もし、動かぬように腰も固定してくださったと連絡あった

施設に入居した当初は服の着替えも一人で行い、食堂に歩いていき、自宅でひとりで暮らせるよう積極的に動くように計画たてられていた

それが1か月で、今度は動かぬように、長期的に考えて独り暮らしは無理でしょう
いくつかの値も異常ですね、

、、、、、、、

なんなんだ

話が介護、医療、医療のなかでも科、すべてのところで異なっている

何を信じればよいのだ

くわえて絶対に面会禁止、高齢者のメンタルを考えての言動はされているのだろうか不安しか募らない

 

今、医療保険介護保険は分かれている

自分はてっきり病院併設の施設であれば医療連携もされ、情報も交換され、身体に応じた介護が行われるとばかり思っていたのだが、実際は違うということを改めて知った

家でいままで通りに過ごせるようにと計画表くまれ、それに従いリハビリも行われる、右手がまったく使えぬ状態で、自分で服の脱ぎ着をし、杖ついて食堂に行き、低い箪笥から着替えをだし、トイレに一人でいく、ただ自宅でひとりで生活できるようにという計画ならば入居者に対して当然の行為
他方で、動いた事により医学的には腰の痛みは増し、結果入居前には準備のためにドラッグストアに一緒にお買い物に行けた母が、今はベッドから身体を動かすのにも痛がる状態となってしまった

入居理由がそもそも右手つかない間に脚の筋力が衰えないようにだったのが、そもそも連携とれていなければ、介護施設では動かす事を試んでくれるのも当然で、実際施設の皆さんすべての方々は一生懸命考えいろいろな事を母にしてくれていた
が、結局ますます悪化させてしまった次第

くわえて知らなかったのが、介護保険では基本的に病院にかかると施設が全額負担で受診するシステム

結局、施設で怪我や病気になった時は施設が料金を病院に支払うシステム、医療保険介護保険の違いなのだそうで、なんと厄介な分け方で、なにかあったら病院ですぐみてくれるという事などありえないそうで、それもすべて家族が連れていかなければ受診できず、
これはこの施設に限ったことではなく、介護保険医療保険がわかれている故の弊害をまざまざと知る事となった

重ね重ねそれにしても、結局動かさなかったほうがよかったならば、いったいこの1ヶ月はなんだったのかと思わざる得ないのだが、医療介護連携ができない難しさをあらためて知った 

最後の最後に母の尋常ではない痛みを理解し、血液検査し異常値までも判断し食事管理してくれるお医者さんたちに感謝し

とにかく腰を動かさず、痛みが寝起きするのにすこしでも軽減できて家に帰れるように、と、朝陽を拝むのでした

 

 

で、帰宅後誰が母をみるの?あなた一人では無理よと皆が心配してくれますが
かといって、やっぱり住み慣れた朝陽あたるこの部屋で母はずっと住み続けたいだろうし、それが長く生きてきた人への敬意でもあろうから、、、

がんばるしかない!(笑)

ただ、在宅ヘルパーさん等利用している人達に聞くと評判良い事ばかりではない事も聞くと、、
知恵と知識とお金があればどうにかなるでしょう

お金はないか(笑)

まぁどうにかなるでしょう、どうにかしましょう

世の中の、同じような高齢となる親の居る方々もがんばってください

と書くと、社会的孤立とか、孤独死とか、暗いニュースにもつながることもあるので
自分が倒れた時に助けてもらう手段だけ見つけておいて

がんばりましょね

がんばる!

朝陽きれいな5月、よいことがありますように

追伸

で、自分が高齢になった時はどうするの?という事を最近よく知人と話す機会がある

どうします?

とりあえず一生懸命働いて貯蓄しときましょうという話になりました

24時間あっても足りないですねえ