fuwari_fuwari ふわふわり

suwanagano~信州八ヶ岳裾野から諏訪湖周辺こんにちは

 

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朝です

沖縄です

長野県は長野市から飯田市まで高速で2時間程ですので、沖縄の高速で那覇から許田までとても近くに感じます。那覇から許田まで約60キロだそうです

自分はレンタカーをいつも借ります。那覇には到着日と出発前日しか泊まりませんので、レンタカーも翌日から。レンタカーは航空チケットとは別に予約しますし、沖縄はたくさんのレンタカーやさんが多くびっくりします。そして、わナンバーだけでなくれナンバーのレンタカーもかなり多く走っています。

沖縄で、道路を走っているときに、わナンバー、れナンバー、あとローマ字表記のY、E、Aナンバーの車には気をつけて運転するように、と言われたことがあります

ローマ字表記は駐留軍関係の車で、事故などいろいろ面倒な事もあるそうですが、レンタカーには気をつけろ、という事は、沖縄を訪れる自分達には耳が痛い話です

しかしながら、先日もレンタカー屋さんに行きましたら、退職して妙齢の方々のグループが、レンタカー待合場所にはいりきれないほど、海外の方もいらっしゃり

びっくりした次第でした

数年前までは、若者たちばかりだったのですが、、、

気をつけたいものです でも便利です

さて

ネットはとても便利になり、最近は店やホテル、観光地などでも積極的にインスタなどのSNSに(良い)投稿をしてもらったり、お店など自身でSNSを活用するところも増えています

昔は、お店での写真自体を断るところも多かったのですが、時代が変わったものです

一方で、ここ数日の報道を見ていると、アルバイトの就労以外の悪ふざけの過ぎた動画などの問題がたくさんでています

人は、便利な事、無料の事に対しては積極的に利用しますが、なかなか功罪について考えずに様々な判断をくだすものです

自分は、それよりももっと衝撃的な報道を読んだのですが

文春オンラインの2月16日の記事

OECDによる国際調査にて

(1)日本人のおよそ3分の1は日本語が読めない。

(2)日本人の3分の1以上が小学校3~4年生以下の数的思考力しかない。

(3)パソコンを使った基本的な仕事ができる日本人は1割以下しかいない。

(4)65歳以下の日本の労働力人口のうち、3人に1人がそもそもパソコンを使えない。

だそうです

ここのサイトには、例題も掲載されているのですが、国語数学は専門外ですので批評もなにもしませんが、情報統計関係は、、、ITスキル


「ITスキル」のレベル3では、会議室予約の申し込みメールを処理する。

 メールには予約に無関係なもの(たんなる感謝)もあれば、会議室の空き状況を確認するものもある。4件のメールのうち予約申込は3件で、午前、昼、昼から夕方にまたがるものだ。解答者は4つの会議室の空き状況を確認し、午前に1件、昼に1件入れて、残りの1件には利用可能な会議室がないことを返信する。

 これはパソコンを使う職場では最低限のスキルだと思うのだが、日本ではわずか8.3%しかクリアできていない。それに加えて、対象となった成人のうち「コンピュータ経験なし」「コンピュータ導入試験不合格」「コンピュータ調査拒否」が合わせて36.8%もいる。

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とのこと

大丈夫でしょうか、と、思ってしまうのですが、でも知らないままでも生きていける時代になったということでしょう

ちょうど、終了した「情報と社会」の集中講義でもでましたが、コンピュータや人工知能に使われる人間、使われている事さえ気づいていない人間が多くなってきた結果でもあるでしょう

記事には

読解力と数的思考力で日本はたしかに1位だが、年齢別の得点を見ると、16~24歳の数的思考力ではオランダとフィンランドに抜かれて3位に落ちる。より問題なのはITスキルで、パソコンを使えず紙で解答した者を加えた総合順位ではOECD平均をわずかに上回る10位、16~24歳では平均をはるかに下回る14位まで落ちてしまう。

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だそうです

また、スマホの進歩により、キーボード入力できない人、表計算(エクセル)などに解き方自体がわからず落とし込めない大人も多くなってきているのも現実です

スマホはこれからますます進歩するでしょうけれど、それらを動かす知識や技能はますます格差が生じてきてしまう時代なのだなあ、と、すこし怖くなりました

スマホにくらべたらパソコンなんて今は安価なのですけれどね、ただの箱としか認識していない人が多く、そしてスマホは万能な物と認識して、(パソコンもスマホもただの箱なのですけれど)、スマホを使いこなせることはすごいこと、となるのも無理はないのかなあと

そんなことも思いました

それで、どうなるの? ですが

どうなるのでしょう

自分個人としては、たぶんですが、これからますます格差は広がると思います

それを良しとするのか悪しとするのかは、これからの日本の企業なり社会なりの判断にもよってくることと思います

友人と数十年前に外国に遊びに行っていたとき、ドライバーさんに電子辞書を見せた時、話はできるけれど字は読めないと言われました

デパートでも英会話が苦手なので英語を見せたところ、やはり英語は読めませんでした

文字を読めなくても生きてはいけますね

パソコンのキーボードをうたなくても生活できますね

スマホのフリックしなくても話せば答えてくれますね

便利な時代です

その恩恵は、障がい者の方々、高齢者、などなどにもっと必要であり、現実には必要な対象には恩恵がなかなか普及するのが遅いスピードであり、もっと頭脳を使わなければならない新しいものを生み出す力を持つ対象には便利以上の用途を見いだせない現実があり


難しい時代ですが
良い悪い、だけで測れないのが今のところ人間ですものね

まずは視野を広く、そして、ますます
情報技術に限らず、柔軟な思考と他を認める力、あと、優しさが必要な時代かなあとあらためて思った数日間でした
柔軟な思考があれば自分自身で考えることができ、他を認めれば自分の情報量の少なさ無知さ視野の狭さを知り、優しさがあれば他者を傷つける事がどういうことなのかもわかるでしょう

 

ちなみに、今の自分は
考えなくてよい事は考えずに機械にやってもらい、違う事をもっと考えたいです、といいますか、考えなければならない毎日です

困ったにゃん