朝起きたらとても暖かく、7時過ぎに外にでるのにもセーター1枚だけでも過ごせる陽気、雲の下の山や里に陽がさしだした。
きれいだなあと、大きく伸びをした。
森もすっかり春の準備。
小鳥たちのさえずりがにぎやかな3月最後の週末、日曜日。
1週間前はこんな感じ、お仕事先に向かう途中の森のなか。
これはこれでとっても美しくて車とめて暫く静寂の世界を楽しんでいた。
3月最後の日曜日は此処1280m界隈でも最低気温が7度前後、最高気温は15度を超えたようで、ぽかぽか。
時の流れはあっという間と思いながら回覧板だしながら久しぶりにすこしだけ歩いた。
そうそう、先日、もうちょっと若かったら違う道にいっていたのかどうだったのかなぁとしみじみ思う事があった。
リハビリに通っているのだが、担当の方が先日ふと、そういえば最初の頃療法士になりたいっておっしゃってましたよね、と話しかけてくださって。
なぜ?と尋ねたら、もしも**さん(私)が療法士になっていたらどんな療法士になっているんだろうと思って、とおっしゃってくださり、本職の人にそう言ってもらうのって、嬉しいものですね。思いもしない言葉で、ものすごく夢とか未来という言葉を思い出させてくれたひとときだった。
その療法士さんは障害のある子供達のためにも働きたいんです、とおっしゃっていた。
皆、仕事に対して何等かの思いを持っている。その一瞬が見えて心が温かくなった。
私は、医療関係の道には進まなかったが、医療に情報技術やロボットテクノロジーが密接に関わっていることがとても嬉しくワクワクする。
そしてまた、情報機器や情報技術が障害を持つ事で隔たりがあった教育や社会参加があたりまえにできるツールであるべきで、それができるものが情報技術や機器であるという事を忘れずにという事だけはぶれることはなかったし、その想いはずっと持ち続けていたい。
たぶんそういう想いを持っている人も多いと思う。
きっとそれが最後には自分のためになるものだから。
自分が動けなくなった時、年老いた時、超高齢化社会において情報技術やツールがより使いやすく社会に浸透していたらどんなによいだろうって。そうなる為にもちっぽけながら此処に自分も居るのかなあと。
だからこそ、逆に自分のできない技術や職種の人達を憧れ続けるのです。
私達は移り行く自然の中で生きている。
それぞれの道に偶然進み、そして仕事をしています。
もちろん自分が生きるための糧として働くのだけれど、生かされている事を振り返りながら、療法士さんも私も、そして多くの人達皆が、誰かのお役に立てれば、せめて世界の子供達だけにと思いながら生きていけば
もうすこし優しく柔らかな世界になるのだろうな、と思うのでした。
といっても、なかなか自分の事で精一杯だけどね。
さあ、春に向かって。
でも明日はまた最低気温は0度程度まで下がるようでございます。
風邪ひかないよう、花粉症がこれ以上ひどくならぬよう。
3月最後の週末は温かな曇り空でした。
あと、米川さんの絵本更新しました。
子供向けの校正版と始まりだして、あれあれ、とっても遅い更新で
いつ絵本になりますか。でも、楽しくのんびり制作しています。
フルート奏者が来た、です。