fuwari_fuwari ふわふわり

suwanagano~信州八ヶ岳裾野から諏訪湖周辺こんにちは

気がつけばはやいもので8月下旬さてどうしましょうと焦る日々

すこし長距離運転することがあり、諏訪の西街道沿いにあるスーパーに寄り、駐車場から来た方向を振り返ると綺麗な八ヶ岳。左の山の裏から走ってきた。

昔、茅野が山の裏に集落があったため、山裏とも呼ばれていたと、転勤族だった父も山裏にも幼少期一時住んでいたそうで列車も通っていて乗っていたそうだ。

今では諏訪圏内で茅野市が一番人口が多くなっているという事実。扇状に広がっているものね。

この日の数時間前は久しぶりに飯田に行った。長野県内もずっとコロナがまん延しているため、なかなか自分自身足が遠のいていたが、大規模な変更があるため確認と相談に行った。

打合せ場所に飯田駅の近くにある熨斗屋さんにお邪魔した。

熨斗屋さん。このお店は本当に不思議なのだがお仕事の後心が軽くなる。

社長さんも奥様も凄い凄い尊敬するお人柄である。お仕事でお伺いするのだが、母の介護の事などの話もすることもでき真剣に相談に乗ってくださり、またご自身の経験を話してくださる。真似ができない事をきちんとずっとされていらっしゃる方々からの言葉は本当に凄くて尊敬しかない。私も奥様のやっている事の真似をしようと実は6月に努力してがんばったのだが疲労困憊でぼろぼろで。。。ちなみに熨斗やさんは日本で此処一軒です。

すごいとしか言い表せない人が身近に居るのって自分を常に顧みることができるので、本当にありがたいのです。

この日もお仕事に行き、別に仕事以外のお話はしなかったのだが、自分のプライベートの事をいつもふり返る事ができ、さわやかな心となれる。

帰り路はいつも高速使わず、栗のお菓子を買って帰る楽しみもある。

この一週間、ご近所さんから、トウモロコシとかスイカカボチャを頂く機会があった。

電話してて、夫が「そんなに仲良く話せる人いるんだ」と驚く程に普段は私は無精で家に一日中籠ってしまうのだが、「美味しいか試食してくれる?」とわざわざ言ってくれてお野菜をくださった。

いつも旬な野菜をもってきてくださるおじいちゃんがひょいっとやってきて、トウモロコシをくださった。

声を自分からかけるということが引っ込み思案の性格でできぬ私を相手にしてくださる事の嬉しさ。

飯田の帰りのお気に入りのお店で栗菓子を買って、スイカくれた人とトウモロコシのおじいちゃんにお返しをもっていった。

そのおじいちゃんの奥様は、これまたとてもまっすぐに優しい目をして人を見る方で

ちょうど手元にあった珈琲パックを一緒にお渡しした。

JIM-NET。諏訪中央病院の先生をしていた鎌田先生が代表の団体のサマーギフトは珈琲で、珈琲の一部が子供たちの医療支援等に充てられる。この団体の事は、風邪で病院にかかったりもするのだが特に張り紙などもなくこの団体の事は知らなかった。

写真は珈琲とクリアファイル。絵はイラクの病気の子たちの作品だそうだ。美術が好きな私にとっても楽しみの珈琲。そして冬はハート形のチョコがはいったイラストかかれた缶。

誰かにプレゼントするプチギフトにもとても重宝している。

 

知るきっかけとなったのが、SNSNGOの人がフォローしてくださり、その人がJIM-NETと共同で東北支援を行っていて、私達も東北の子供たちへ贈り続けていたなかで、その人からJIM-NETを知り、それがたまたま鎌田先生の団体だった。

ただの子供への支援なら、たくさん団体はあるのだが、その後、チョコレートを買ったり、サポーター、ラナサポーターになったり、今回も珈琲を買っているのには理由がある。

このJIM-NETが、イラク医療支援ネットワークであることだった。イラク白血病や癌などの病気の子供たちの支援をしている事。

昔どこかのブログに書いたかもしれないが、私がはじめてスキーをした時、お友達の知り合いの宿でスキー合宿を4日程した時に、たまたま一緒に居た人たちがイラクの外交官の人達2名で、私達は2名、合計4名の合宿となり、皆まったくスキーしたことない初心者で、とっても楽しかった記憶がある。

その人たちとはその時だけの一期一会であったけれど、とても礼儀正しく陽気で格好よいお兄さんたちで楽しく故郷の様子を話してくれたりして、運動音痴の私が唯一スポーツにはまったのもスキーでこれがきっかけだった。

以来イラクのニュースが流れるとふとその時の事を思い出す。あのお兄さんたちもきっとどこかで活躍しているのだろうかと。

トウモロコシをくださったおじいちゃんの奥様が、初夏の頃お伺いした時に、日本の子供たちの貧困問題など憂いていたのを思い出し、そんなおばあちゃんに飲んでもらえたらと珈琲をすこしだけれどお渡しした。

珈琲をお渡しして帰宅したらちょうど郵便屋さんが配達にきてくださった。

なんだろう、と茶色の封筒をあけたら、JIM-NETからのラナサポーターのお礼品としてクリアファイルが届けられていた。

白血病を克服して、大学進学してまた別に大学に入って勉強している子の絵だそうだ。

これらを見ると、元気が私達にももらえる。

元気?と連絡くれた人から飯田そしてトウモロコシのお礼に珈琲も添えてお渡しに行った帰りに封筒が届いた綺麗に続いた小さな奇跡。

私は誰かに気にしてもらうってうれしいものだなあと改めて思った。

誰かを想う事ができることって尊いなあって改めて思った。

 そして写真のこのクリアファイルが届く直前、私は家の前をお散歩してた。

ススキに一面の黄色の花々。スマホをもってうろうろ歩いていたら郵便屋さんの車がきた。

我が家に来る郵便屋さんの人達も皆とっても優しい笑顔をする人達で、ポストにポンっと封筒いれて、またスマホをもってうろうろしている私の前を軽やかに通り過ぎた。

時系列はめちゃくちゃだけれど、なんとなく一本の線で結ばれている出来事だった。

私達大人は何ができるのだろう。

イラクのあのお兄さんたちは今元気にしているだろうか。

この8月、コロナが大変な勢いで感染拡大している。

軽症だと言われるが、乳幼児やこれからお母さんになる人達にとって高熱は命に関わる事態にもなる。

私達大人はまだ自分たちでどうにかする術を持っている。子供たちが重症化とならぬことを一番に思うし、心配している。

また、子供たちが一人でもよいから健康で当たり前の教育や生活が送ることができる世界になればいいなあと、

処暑が終わった8月23日未明に久しぶりにブログ更新します。いろいろと思うことばかりの夜は、好きなラジオ局の音楽聞いて過ごしましょうか。

元気に秋に向かいましょ。

私は十数年前のプログラムを見て、あぁあ、あぁああああああ。うぎゃあああ。

腹を据えてお仕事に励みます。