10月最終週、例年にない程に暖かい日が続き、短大さんの後期コマひとつまだ開講できず補講がたまる異例づくし。予定も体調も狂いっぱなしで10月がもう終わると焦る頭のなかが半分、何故かあまり焦りもしない感情が半分。自身が面白い秋を迎えています。
本日はその感情半分を優先し、せっかくなのでその分ゆっくり過ごそうと、午前中すこし陽ざしがたかくなりだした頃に八ヶ岳をのぼり、唐沢鉱泉さんでお仕事し、お昼前に下り短大さんに向かいました。
上と下の写真は登り道にて。時間に余裕があり、そして誰もいない、車にもすれ違わない。車から降り、森のなかをすこしだけ歩きました。
１週間程前までは今年の紅葉は枯れ葉が多く綺麗ではないのかと思っていましたが、ここ数日で赤色の葉がいたるところで色づきました。
あと何日すれば八ヶ岳山麓も秋が終わるでしょうか。消え入る間際の美しさは儚くて凛々しくて。
春がきて、新緑に芽吹いて深い緑に覆われて、そして秋。すぐに樹氷が見える季節になるのでしょうか。歩きながら、この森はこんなちっぽけな私を包み何百年と過ごしているのだなと、だから人間はこの一瞬に感動するのかなあと。
結局人間などもがいてもあがいても自然の流れには逆らえないものなのだろうか、とか、そんな事を考えている事自体おかしな事だとか。
頭と感情がぐるぐると回って頭と心のなかが空っぽになり、そして爽快感に包まれて、写真とりました。
静寂が好き。人見知りです。だから誰にも会わぬ森のなかが好きで迷いこみたい衝動にかられる。
誰も信じてくれないだろうけれどね ( ^^) ♪
帰り道、お昼近くなった陽ざしのなか。
絵のなかに一瞬迷い込んだような森に誘われ、やっぱりまた車をおり
もう一度大きく伸びして、写真とりました。気持ちよかった。そしていろいろ考えず元気に短大さんに。
どうにかなりましょうぞ。なるようになりましょうぞ。
八ヶ岳の秋が終わりを告げだす頃、里はいよいよ紅葉まっさかり、美しい季節です。
大好きです、とつぶやきます。
