3月4日は晴天でした。
明日は啓蟄。春近し、私の花粉症は4月はじめに始まります。が
始まったようです。(この記事書いた夜から目痒い鼻ぐしゅぐしゅはくしょぉん)
今日は整形外科へ。帰りに実家に寄り、虫さんのように家に籠っている母をひっぱり諏訪湖畔に行き、足湯しながら諏訪湖を眺めました。
諏訪湖圏は温泉が豊富。自然の恵みと春近しを感じながらぽかぽか身体あたたかくなりました。
今日はまた感謝に尽きる日となりました。
整形でレントゲン。
肩の骨がくっつきました!
すばらしい!
リハビリでもうすこしがんばれば半年もすれば痛みと痺れもよくなっていくでしょうと!
嬉しかったぁ。嬉しかったぁ。
プロのすごさをこの3か月で自分の身体ながら体験することができました。
救急で運ばれた時、ひどい骨折と脱臼を画像見て迅速に骨も筋も肉も見えないのに見事に形に整えて肩に収めてくださった手の術は、本当にこれがプロというものかと驚愕しました。
それでいて先生のおかげですと伝えると、いえいえリハビリのおかげですよと言うことのできる性格と精神力には唸るばかりです。
怪我の功名と言いますが、学ぶべき事がたくさんありました。
熟練した技術、あらゆる可能性を考えての対処、淡々とこなし、他科を信頼させリハビリはそれに応える。
リハビリの先生も手のひらを持っただけで何処が緊張していて痛いか即座にわかる、まだまだ勉強中で多くの人に聞いて教えてもらっていますと、私のリハビリも勉強させていただいていますと言うのを聞いた時、
私がたまたまそのような方々に巡り合えたのか、この病院の方針や教育体制がそうなのか、すごいなあ、とあらためて思いました。
自分もあらためて、もっともっと考えてお客様が考えるであろう事を想像して対処できるように勉強し訓練し技術を高めようと思いました。
医療に限らずどんな仕事でも、その場しのぎなり上っ面なりは絶対に視線や言葉、表情にあらわれ、その一瞬の空気が相手に伝わります。
今回、医師の方もリハビリの方にも揺らぎがなく虚栄がなく、私の言葉を聞き流す事もなくさえぎる事もなく的確に丁寧に答えてくださいました。
この動作、対応は、私自身、自分を見つめなおし気をつけなければならぬ事だと反省できる機会でもありました。
特に忙しくなると慣れてくると、つい聞き流してしまう事も多く、わからぬ事も時には流したり避けたりするずるさを私自身身につけてしまっていましたが、きっと今まで相談してくださる皆様の方々にはそんな一瞬などはきっと敏感に感じ取っていただろうなあ、気をつけなければと思うのです。
経験値からまるで透視するかのように処置し、悪くなる可能性も考え、対処法も考え、伝え、経過を見る。
この感覚は、美容院で自分が好きな美容師さんにも通じます。
あの感覚。わかりますでしょうか。曖昧な表現かしら。でもすべての業種に通じると思っています。
考え方、流れ、応対の仕方、自信と陽気さ謙虚さ。
本当に勉強になりました。ありがとうございました。
がんばらなくっちゃ。
と思いながらも、のほほぉんと足湯につかっていた金曜日。
もうすぐ春。春よ来い!