美しいお正月3が日最後の日の夕暮れ。お正月の間ずっと晴れていた。
Hatenaブログに「わたしの2022年・2023年にやりたいこと」というお年玉プレゼントの見出しが目についた。
抽選で100名にamazonギフト券がもらえるそうだけれど、2日にスーパーに立ち寄った時にも1万円の福袋が売っていて、そのなかに当たり5千円の商品券が入っている袋があると書いてあるのを見て、此処で運を使っちゃうのももったいないねと買わなかった経緯があり、なんとなく記事を書いてamazonギフト券があたって運を使ってしまうのももったいないかなあとも思ったり。そのため、当たる当たらないは関係なく2023年にやりたい事を考えてみた。
絶対にやりたい事というものは特段ない。
記録として書いておくと、2023年お正月はまだコロナが収まっておらず、ただ年末年始の人の移動も規制がなかったため、なるべく出歩かないでおこうと決めたお正月。
1月2日の朝はやくにホームセンターに初売りのSDカードを買いに行きウサギさんのぬいぐるみをもらい、あとは何処にも行かず人にも会わず、お正月テレビ番組流しながら昨年からのお仕事をせっせとしていた3が日。
仕事したい、ではなく、やらねばならぬ事をやるは、やりたい事ではないね。
シソーラスで考えた。
シソーラス (英: thesaurus) は単語の上位 / 下位関係、部分 / 全体関係、同義関係、類義関係などによって単語を分類し、体系づけた類語辞典・辞書。
(Wikipediaより)
シソーラスは大好きである。論理的に成り立っているのが気持ちよい。
Weblioの類語辞典とかは有名。
たとえば「晴れやか」を違う言い回しでブログに書きたい時、
(意義素)輝く方法で: 晴れやか
(意義素)快活で明るい : 晴れ晴れしいうれしそうな楽しそうな喜ばしい莞爾たる
(意義素)楽しく(非現実的にさえ):楽観的である 晴れ晴れしい朗らか明い明るい晴晴しい晴々しい陽気明朗朗ら
言葉がたくさんでてくる。
文章を書く人達は皆さん使われていると思うけれど、自分は単純に言葉がデータベース化されているのを眺めるのが好きで、大修館書店発刊の日本語大シソーラス辞典は暇になると眺めて語彙の多さに感心している。
今回のお題タイトルから気になる単語を幾つか書きだし、シソーラス辞典を眺め、自分が何を今一番やりたいのかを調べてみた。
言葉は6桁に数値化され、さらに各桁に分類化される。
1の位は大きく分け7つ
- 抽象的関係
- 位置・空間
- 序と時間
- 人間性 知性・理性
- 人間行動
- 社会的活動
- 自然と環境
2023年、自分が並べてみて一番多かった分類が、4の「人間性 知性・理性」と5の「人間行動」だった。
特に4群のなかの0364グループの「安心する」のなかには
01 安心、02 ほっとする、03 気を晴らす、04 気分を変える、05 心が落ち着く、06 寛ぐ、07 心のゆとり、08 心の暇、09 心安らか、10 気の置けない、11 心長期、12 安閑、13 無聊に苦しむ、14 平然、15 超然、16 冷静、17 虚心坦懐、18 無心の境地
と18個にわかれる。
そして最後の04の「気分を変える」がさらに説明書きされ
「気分転換:気分を変える」から始まって
「思いを変える:気を転じる、、、」と沢山また連なるのだが、最後に
「心は持ちよう:気分次第:居は気を映し、養うは体を移す。[孟子」:ご破算で願いましては」
で終わる。
この分類体系マッピングの4のなかの「知性・理性」の最初に
学びて時に之(これ)を習ふ
と書かれたこの言葉が心に留まった。
全文は
学びて時にこれを習ふ、また説ばしからずや。朋遠方より来たる有り、また楽しからずや。人知らずして愠うらみず、また君子ならずや。
ウィキクォートの孔子に論語の一節として説明がでている。
意味は
学んで反復すること、なんと喜ばしい事ではないだろうか。友が遠くから来る、なんと楽しい事ではないだろうか。他人が自分を認めずとも不満を持たない、それが人格者なるもの。
おおよそ同じ意味がネットの各所で書かれている。
「学びて時に之を習う」
2023年、この文言がトップに載るシソーラス「人間性 知性・理性」のなかの小分類「安心する」を意識して1年を過ごしたい、がお題の回答にしたい。
そしてきっと、知性・理性がたびたび崩れるだろうから、その時は「ご破算で願いましては~」と笑いまたスタートから始める事を繰り返す。
そんな感じで行きたいと思います。
本年もよろしくお願いいたします。